KANEBOの大型新商品が注目を浴びている。2026年1月16日発売の「ジェネレイティング エッセンシャルズ」(1品目2品種・1万2650〜1万3200円)は、つややかで美しい、生命感に満ちた水滴るような肌へ導く化粧水である。赤ちゃんの肌を乾燥から守る「胎脂」の機能に着想を得て開発した「TAISHI™ Micro-Lipo」(保湿)を化粧水に初配合。さらに皮溝・皮丘を問わず肌を包み込み、化粧水を肌全体にムラなくなじませて各層に浸透させる「全面浸透技術」を採用。両方を掛け合わせた処方により、素早くなじみ、角層に深く広くうるおいを届ける。「生まれ変わりを繰り返す肌とともに、自分自身も成長しつづける」というKANEBO独自のスキンケア思想のもと、美しさを更新し、喜びとともに未来へ進み続けるプログレスケア発想から生まれた。同じく「胎脂」の発想から生まれ、ブランドを象徴するアイテムに成長した朝と夜のクリームと併用する主力化粧水として育成する考えだ。

2月13日発売の「メルティフィール ウェアⅡ」(全10色・11グラム・5500円)は、軽やかなつけ心地とカバー力を両立した新感覚のジェル粉ファンデーションだ。半透明ジェルの中に、ジェルコーティング粉体をはじめ、すべての粉体を包み込むデュアルジェルコーティング技術を採用。さらに薄く、透明感があり、軽やかな塗り心地をかなえるメルティジェルコーティング粉体を新配合。一段となめらかになったジェル粉の高い付着性で、ひと塗りで均一に伸びて、肌に溶け込むように密着する。よりクリアになった極薄ジェル膜の中で肌本来の色・質感を取り込みながら、塗膜内部で光を拡散することで、素肌らしさを残しつつ、肌全体の色・質感を均一に整え、洗練された仕上がりに導くカバーを実現している。

同日発売の「イルミネイティングプライマー」(全1種・30グラム・SPF22・PA++・4950円)は、自分の肌に合わせたトーンアップが続く透明感&血色感プライマーだ。透明感のある肌に欠かせない光の反射。特に、くすみのない明るい肌は青い光の反射量が多い。そこに着目した「クリスタルブルーオイルコントロール処方」を採用。肌との親和性が高い高密着オイルにより、ファンデーションの崩れを防ぎ、表情の動きに追従するツヤ膜コーティングが自然なツヤを演出する。透明感を阻害するテカリや毛穴の目立ちを抑える2種のパウダーと合わせ、白浮きのない自然なトーンアップが続く仕上がりをかなえる。★


ベースメイクアイテムも強化する

月刊『国際商業』2026年01月号掲載