「売り上げはこれまで順調に拡大してきたが、カネボウ化粧品の社名を冠したブランドとしてコーポレートの企業イメージから脱却できず、ブランドとしての個性づくりに課題があった。そこで、将来のさらなる成長への基盤構築に向けて、ブランドの存在価値を見直すとともに、ブランドの個性の先鋭化を目指し、リブランドを実施した」(山口聡一マーケティング部門KANEBOブランドグループグループ長)

カネボウ化粧品は2020年春、グローバルプレステージブランド「KANEBO」のリブランディングを実施する。今回のリブランディングでは、常に女性に寄り添い、女性を応援してきたカネボウ化粧品の歴史や哲学を継承しつつも、多様性や個性を尊重するジェンダーインクルージョンの視点も取り入れ、美しさだけでなく「希望」を発信するブランドへの転換を図る。


美しさだけでなく「希望」を発信するブランドへ転換

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