ファンケルは、40代からのエイジングケアクリーム「シールドチャージ クリーム」(30グラム・専用ケース+レフィル6380円、レフィル・5830円)を2026年1月20日より通信販売および直営店舗で発売する。

同品は、エイジングを加速させる乾燥ダメージを多角的にケアしながら、ベタつきのない新処方で長時間うるおいと弾力を保つのが特徴。乾燥による小じわや疲れ印象を防ぎ、ふっくらとしたハリ肌へ導くことで、疲れ顔対策をかなえるクリームだ。

発売に先立ち、25年10月16日にはファンケル銀座スクエアにて発表会を開催。化粧品事業本部の蓼沼陽子氏が登壇し、同社調査で、エイジング世代の約94%が自分の顔に「疲れ」を感じていることがあり、約30%は朝の洗顔時から自覚しているという結果が出ていることを発表。さらに、この要因として、エイジングが進行する肌では細胞間脂質や皮脂量の減少により乾燥ダメージが蓄積し、修復力が低下する〝負の連鎖〟に陥る点に着目。肌の防御力や関連タンパク質「キンドリン1」の働きに注目し、バリア機能を強化する設計とした。アプローチする剤形としては、クリームを選択。独自の処方開発技術により「クリーム=ベタつく・ただふたをするだけのもの」という生活者の思い込みを払拭する心地のよいテクスチャーを実現した。

化粧品事業本部蓼沼陽子氏は新製品の魅力を語った

また、「乾燥とエイジングに関する研究技術について」をテーマに、総合研究所の井岡達也氏が発表を行い、新たな処方アプローチである「シールドチャージ処方」についても詳しく解説した。

酵母由来のペプチドを中心に4種を独自配合した「ペプチドパワー複合体」を採用。ハリや弾力を呼び覚ますとともに、セラミド・ホホバ種子油・スクワランを効果的に活用した「シールドチャージ処方」により、ベタつかずに12時間のうるおい持続を実現した。さらに、スイートピー花エキスとシソ葉エキスが、外部刺激などのストレスから肌を守る。

レフィルには、衛生的かつ適量で使えるダイヤル式のエアレスジャー容器を採用。カートリッジ式で品質を守りながら環境にも配慮。無添加処方(防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤無添加)もファンケルならではのこだわりだ。

月刊『国際商業』2025年12月号掲載