ファンケルは、2025年1月23日にザ ストリングス表参道にて、スキンケアシリーズ「トイロ」のエイジング世代向け新ライン「バイタライジング」(医薬部外品・全4品)の新製品発表会を実施した。

同ラインは、年齢を重ねて感じ始める長引く肌の不調やハリ不足などのエイジングに悩む40代がターゲット。真皮の約7割を占め、肌の弾力に大きく関わるコラーゲン研究から得た最新知見を生かした独自原料の美容保湿成分「コラーゲン HG」を配合しているのが最大の特徴だ。

さらにナイアシンアミドとグリチルリチン酸2Kのダブルの有効成分によるシワ改善、美白、肌荒れ防止のトリプル効能と、過酷な塩湖でも生息できる生命力に優れた海洋性プランクトン「アルテミナ」由来の独自機能成分「アルテミアエキス」で、くすみをケア。これらの共通成分を用いて40代からの肌不調にアプローチする。商品構成は2品で、25年4月17日から通信販売と直営店舗、ECモールで販売する。

「トイロ バイタライジングドロップ」(120ミリリットル・3960円、詰め替え用・3740円)は、まるでオイル美容液を使用したときのようなふっくらハリ肌に整えるエイジングケア化粧液。水に溶けにくい固形ワックスを高圧処理により微細粒子化したことで均一かつ安定的に配合できる、独自の「微粒子ハリオイル」が肌にじんわり浸透し、肌の奥までうるおいで満たす。

一方、「トイロ バイタライジングミルク」(60グラム・4180円、レフィル・3960円)は厳選した植物性スクワラン、マカデミアナッツ油、コメ胚芽油の3種のオイルを配合。加齢に伴い減少する皮脂を補う。とろけるような肌なじみで肌を包み込み、うるおいを逃がさない濃厚なエイジングケア乳液である。

発表会で同社の化粧品事業本部化粧品商品企画部原田真希氏は「『バイタライジング』を使用することで感じられる手応えは、エイジング悩みを感じ始めた世代のケアへの期待を後押しできると信じている」と意気込みを語った。

そのうえで化粧品事業本部本部長の堂下亮執行役員は、「ファンケルのボリュームゾーンは40~50代。やっとその世代に向けて自信を持っておすすめできる製品ができた。今回の『バイタライジング』のリリースにより、昨年の『バランシング』と合わせて30~50代の日常を支えるブランドポートフォリオが整った。トイロは、次の事業の柱になるように育てる。ファンケルの課題であるグローバル展開も積極的に行い、例えばダーマスキンケア市場で認知拡大を進めていきたい」と語った。