失敗を許容するから大成功が生まれる

ロート製薬の研究開発部門には、自由闊達な文化が根付いている。消費者起点の発想で、効能効果にこだわるなら、どんな研究テーマでも打ち込むことを推奨してくれる。ただし、自由は責任を伴うから、研究者は社内外を走り回りヒントを見つけ、研究の難題を突破する。他社で日本初のシワ改善薬用化粧品を開発し、2025年6月26日にロート製薬取締役に就いた末延則子氏は、自社の研究開発部門の特徴を次のように説明する。

「スキンケア、アイケア、内服、再生医療と多様な専門性を持つ仲間たちは、ときに真剣に、ときに笑いながら、生活者に届くサイエンスを楽しみつつ形にしています。その結果、これまで疾走といえるほどのスピードで多くの成果を上げてきたのだと思います」

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