コーセーが展開するメイクアップブランド「アディクション」は、2025年8月1日にアイシャドウの新製品「アディクション ザ シングル アイシャドウ」(全60色・各2530円)を発売する。それに先立ち、6月20日に東京・広尾にて新製品展示会を開催した。
「アディクション ザ シングル アイシャドウ」はクリエイティブディレクターのKANAKO氏のメイクアップアーティストとしての仕事の中で絶対に欠かせないベーシックなカラーを、毎日使いやすく、日常のさまざまなシーンに寄り添うことができる色設計にこだわったカラー、全60色の展開となる。「マット」「パール」「スパークル」「クリーム」に、新質感の「ネイキッドシアー」を加えた五つの質感を自由に組み合わせることで、自身の個性に合わせて楽しむことができる。
その特徴は、粉とびしにくい高密着、重ねても濁らないクリアな質感と発色、ローズ由来の美容成分の三つ。高密着オイルを新配合し、美しい仕上がりが長時間続くラスティングを実現し、質感を重ねることで生まれる奥行きとグラデーションの美しさをさらに高めた。ダマスクローズエキスとローズヒップオイル配合で、目元のケアも同時にかなえる。
ラインアップは、「ザ シングル アイシャドウ マット」(全16色)、「同 パール」(全16色)、「同 スパークル」(全16色)、「同 ネイキッドシアー」(全8色)、「同 クリーム」(全4色)に、単色、2色、4色のケース(それぞれ440円、550円、990円)を用意する。
「マット」は、個性に溶け込むミュートなマットカラー。上質な柔らかさとメルティな伸び広がりで、クリアな発色を自在にレイヤードできる。プロフェッショナルな感性で計算されつくした色展開で、なめらかなタッチで陰影を描き、眠る個性を掘り起こす。
「パール」は、ファッションフォトシューティングの現場からインスパイアされた色味で、センシュアルなグラデーションを透明感と輝きを演出。重ねるほどに際立つ透明感と繊細な輝きで、立体感をドレスアップ。どこまでもナチュラルに、表情へ溶け込んで光を添える。
「スパークル」は、この瞬間を楽しみつくす、アフターパーティのムードにインスパイアされたプレイフルな色調。エナジェティックな光をまぶたにまとわせる。まばゆい輝きが存在感を放つ、ポジティブな奥行きのある輝きが星屑のように表情を彩る。クリアなベースでレイヤードしやすく、煌めきが持続する。
「ネイキッドシアー」は、嵐のような日々の先に待つオフモード時間のエフォートレスなムードを表現した色展開。エフォートレスな魅力が透けて見える印象を与える。素肌を生かすシアーなフィルターカラーで、ストッキングのようにシームレス、透け感でさりげなくニュアンスチェンジする新感覚アイシャドウ。柔らかく弾むような感触で、肌にすっと溶け込むように薄い膜がしっとりと密着する。
「クリーム」は、やわらかな余韻で顔立ちを仕込む光と影のクリームカラー。肌の延長にある繊細な色と光がアイメイクアップの仕上がりを格上げする。過密スケジュールの合間にカフェでブレイクする、カンフィな気分を表現したつややかな質感。クリーミーなのにさらさら、高密着、長時間美しさが続く。
展示会で取材に応じたコーセー戦略ブランド事業部の小林史明課長は、「単色のアイシャドウでありながら、質感と質感の組み合わせでなりたいムードを作っていく、アディクションのアイシャドウの新しい提供価値にしていきたい」と意気込みを語った。