ニベア花王は2025年1月28日に、25年春夏の新製品オンラインセミナーを開催した。
本セミナーで紹介されたのは「ニベアUV」「8×4」「ニベア」の3ブランドだ。
ニベアUVからは新製品「ディーププロテクト&ケア ミルクミスト」(全1品・60ミリリットル)に加え、大型改良を行った「ディーププロテクト&ケア ジェル」(80グラム)、「ディーププロテクト&ケア エッセンス」(50グラム)、「ディーププロテクト&ケア トーンアップエッセンス」(50グラム)の4品が紹介された。発売はいずれも25年2月8日だ。
「ディーププロテクト&ケア ジェル」「ディーププロテクト&ケア エッセンス」「ディーププロテクト&ケア トーンアップエッセンス」は、シミ・しわなどの光老化を引き起こす要因であり長期的に日焼けのダメージが表れるUV-Aに着目。季節・場所を問わず将来のシミをケアしていくために重要だと考え、好評の美容ケアしたような使用感はそのままにSPF50+/PA++++で日やけによるシミを防ぐ改良を加えた。
「ディーププロテクト&ケア ミルクミスト」は白のこりせずべたつかない低粘度のミルクが日中の塗り直し需要に応える。汗・水に強い「耐久型UVミルキーフィルム」を採用したことで、ミストが肌に均一に密着する。シリーズ共通の美容液成分に加え、加水分解シルクを配合することで、より美容実感を深めるような処方設計になっている。
ニベアUVの研究担当、梅村研究員はミルクミストについて、「100以上の試作を行い独自技術を搭載したミストは、噴霧したときにきれいに広がる。これまでの製品と合わせてさらに隙のないシミ予防を提案できれば」と自信を見せた。
8×4からは、25年2月8日発売の「デオドラントパテ」(医薬部外品・全1品・25グラム)が紹介された。季節を問わず汗・ニオイに悩みがありニオイの原因となる汗を止めたい人がターゲットだ。
パフで塗ることと、ファンデーションのようなパッケージで、制汗剤をコスメ感覚で明るく楽しく使用できるこの新提案は、汗・ニオイを徹底的に塗り込めることを目指し、5年で千個以上の試作の末に発売となった。高吸汗・高吸湿ドライパウダーを配合したことで、超高機能なさらさら感を実現。また今までにないコスメ感覚の剤型で顔汗が気になるおでこや首、デコルテにも使用できる。使用量の目安は片脇で直径1.4センチ。無香性だ。
ニベアからは「肌磨きジェルクレンズ」(全1品・130グラム)を25年4月12日に発売する。美容に敏感な角質重視層に向けて、油+水の乳化タイプのジェルタイプのメイク落としだ。
強い洗浄成分を入れると肌に必要なうるおいまで流してしまい乾燥感につながってしまうことから、洗浄成分以外で洗浄力の向上ができないかと考え、独自の「スキンポリッシュ技術」を開発した。水系うるおい成分、油系保湿成分、超微粒子ナノパウダーを配合。保水・メイク落ち・くすみオフを実現する。
マーケティング担当柏瀬氏は「固めのジェルを手でほぐして使うのが特徴的。使用方法をしっかり守ることでより効果が発揮できるアイテムです」とコメントした。