AuBは2025年1月22日、同社の新商品である歯磨き粉「ORAL GEL(オーラル・ジェル)」(80グラム・1990円)を発売した。AuBのECサイトおよびAmazonや楽天市場で購入できる。

発売日に合わせ、東京・四谷の359_ACE.LOUNGE.四谷1stで開かれたORAL GELの発表会には、元JリーガーでAuBの代表取締役を務める鈴木啓太氏が登壇。同氏は「AuBは総合腸活企業です」と述べ、国内のアスリートの腸内細菌について研究し、商品開発に生かす同社の特徴について説明した。

続いて登壇した取締役・研究統括責任者の冨士川凛太郎氏は、腸の健康にとって口腔内の菌のケアが重要であることを指摘した上で、「腸内の環境を良い状態に保つには、咀嚼と歯磨きが大切です。咀嚼が足りないと、酪酸や酢酸といった菌が作る良い物質が少なくなります。良い菌に働いてもらうには、悪い菌を送り込まないことが重要。そのために私たちは朝一の歯磨きを推奨しています」と述べた。

続いて壇上に立った商品企画開発チーム兼研究チームの荻原修也氏は、ORAL GELの特徴について説明。具体的には、従来の歯磨き粉の処方を一から見直し、本来、必要のない殺菌剤や防腐剤、研磨剤といった成分を可能な限り削除した。その上で「10種のフリー成分」を配合し、口腔内の善玉菌を守りながら健やかな環境作りをサポート。また、あらゆる菌をなくすために殺菌剤や防腐剤などを含む歯磨き粉を使い続けると、腸内細菌の多様性が下がってしまい、腸の環境を良好な状態に保てなくなるという。荻原氏はこうした点を説明した上で、「ORAL GELでは乳酸菌そのものや、乳酸菌由来の成分を配合し、口も腸もトータルに健やかな状態を目指す設計にしています」と述べ、同商品の優位性をアピールした。