サンスターグループ(以下、サンスター)は2025年1月、「カラダがよろこぶ空気。」を提供するブランド「QAIS-air-」より、ペットのトイレ臭に着目した除菌脱臭機「QAIS-air- 04」を台湾で発売し、台湾のペット市場に初参入する。

サンスターは、台湾に拠点を置く多国籍電子機器メーカーのチコニーエレクトロニクスと取引契約を結び、25年1月よりECサイトで同製品を限定販売する。同年3月以降は現地のペット用品店を含む小売店などでも販売する計画だ。

「QAIS-air- 04」は22年9月に日本で発売した商品で、ペットがいる家庭向けの除菌脱臭機。高い脱臭性能を持つ光触媒を壁掛け仕様にすることで、ペット臭の主成分であるアンモニア(トイレ臭)が部屋全体に広がる前に上からキャッチし、効率よく脱臭する。

台湾では近年、犬や猫を飼育する家庭が増加傾向にある。台湾農業部が2023年に公表した調査によると、2023年のペット飼育家庭数は全体の28.3%を占め、前回調査の2021年比で6.7%増加している(※)。

一方で、台湾は湿度と気温が共に高い気候という特徴から、ペットの毛皮の油分が蓄積しやすく、ニオイ悩みが発生しやすい環境でもある。ペットの尿やフンを放置したままにしていると、ニオイがより顕著になり、悪臭の広がりにつながる。

サンスターは健やかな空間の提供を通して、全てのペットとその家族に健康で快適に過ごしてほしいという思いから、この度、「QAIS-air- 04」の台湾での販売に踏み切った。

第一弾として、1月8日~2月28日の期間、台湾のECサイト「iCook.com」で同製品の販売を実施。3月以降は、ペットショップやペットホテルなど160以上のペット用品小売店のほか、「momo Shopping」や「Pchome 24h Shopping」といったECサイトでの販売を予定している。

※2023年 全国家庭犬・猫飼育実態電話調査