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歴史を紡ぐ力を生む両利きの経営
――桃谷順天館は2025年6月に創業140周年の節目を迎えます。ルーツをたどれば、より歴史は長い。感慨深いものがあるのではないでしょうか。
桃谷 桃谷順天館は1885年に創業しました。11代目の桃谷政次郎が薬を研究する中で、妻のニキビを治すために創った「にきびとり美顔水」が化粧品事業の原点です。桃谷順天館の前身は薬種商「正木屋」で、起源は約400年前の慶長の時代に遡ります。粉河(現・和歌山県紀の川市粉河)に居を構え、紀州徳川家の知遇を得て、代々村の名主を勤めながら、薬種商として人々の生活に寄り添いました。じつは、桃谷家一族の一人である桃谷華洲は、同じ紀の川市を故郷にもち、後の江戸末期に世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した医師・華岡青洲の師友だったそうです。私たちのパーパスは「人と地球の美しい未来を創る」で、このように歴史をたどると、われわれの存在意義は約400年前からまったく変わっていないことが分かり、身も心も引き締まります。
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