食事管理アプリからウェルネス領域に拡大

グリーンハウスは食の視点から睡眠の質改善を目指す企業だ。その要は同社が提供するAI食事管理アプリ「あすけん」にある。生活者の日々の食事を収集し、食生活改善のアドバイスを通じて健康維持やダイエットをサポートする。会員数は日本と北米の累計1000万人超。ここから得られる膨大なデータを軸に睡眠関連企業と連携し、食事管理プラスアルファの価値を創出しようとしている。

「あすけん」の特徴は二つある。一つは食事内容が簡単に見つかる15万件以上のメニューデータだ。市販食品のバーコードを読み込んだり、登録済みの外食メニューを選ぶだけで、食事内容を記録できる。自炊の時は食べた物を写真に撮るだけで、画像解析をしてあすけん内にカロリーや栄養素の情報が登録されているメニューから候補を表示する。もう一つは、独自のアルゴリズムでAI栄養士から自分専用のアドバイスが届くとともに、カロリーと各種栄養素14項目の過不足が分かる栄養素グラフを表示することだ。利用者の手間を極力抑え、継続しやすい仕組みが好評を得ている。

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