全薬工業は、Emma Sleep Japan(本社:東京都中央区、代表:マヌエル・ミュラー)と共同で「働く人の健康」に関して、20~59歳の男女有職者848人(男性423人、女性425人)を対象にインターネット調査を実施。両社は、忙しいビジネスパーソンの健康意識を高めるためにHER SELF 女性の健康プロジェクト(https://herself.jp/jp/)と合同で開催した「女性の健康サミット2023」でその調査結果を発表。これに伴い、8月29日にオンライン説明会を行った。
調査の結果から、9割の女性が働いていて何かしらの不調を感じているが、半数以上が相談をしていないことが判明。相談しない理由としては、「相談しても解決できない」「自分で解決することだと思っている」「理解してもらうのが難しい」といった回答が上位となり、我慢して自力で乗り切ることが当たり前になっている人が少なくないことが伺えた。
イベントの後半では、HER SELF 女性の健康プロジェクト理事でありイシハラクリニック副院長の石原新菜氏、睡眠セラピストの松本美栄氏、「女性の健康サミット2023」アンバサダーの田中亜希子氏がセッション形式で、働く女性の「健康のお悩み」あるあるの切り口で、女性ならではのメカニズムによる不調、周囲との関わり方による不調、健康習慣の乱れによる不調といった三つの原因を示し、「我慢」「ムリ」「周りに合わせる」といった三つをやめることを提唱した。★
月刊『国際商業』2023年11月号掲載