500施設が導入済みの簡便な睡眠脳波計測サービス
自宅でも医療機関レベルの睡眠測定を可能にする。2017年に設立した筑波大学発のスタートアップであるS’UIMIN(以下、スイミン)は、脳波の測定で睡眠状態を可視化するPSG検査(睡眠ポリグラフ検査)と同等の脳波測定を、自宅でも簡便に行えるサービスを確立。大掛かりな検査装置や検査入院、測定結果にかかる時間を大幅に短縮することで、データの多様な活用につなげ、睡眠課題解決方法の進化を目指す。
同社が提供するのが、脳波を測定できる独自のデバイスから得られたデータをクラウド上のAIで解析して睡眠状態を高精度に可視化するサービス「InSomnograf(インソムノグラフ)」。脳波や眼電図などのデータを取得し、PSG検査に匹敵する精度で睡眠状態を評価する。AIが脳波データを解析し覚醒、ノンレム睡眠、レム睡眠などの睡眠段階を自動判定する。病院での本格的な検査に代わり、自宅での簡便な睡眠計測が可能になり、睡眠効率や覚醒反応など20種類以上の指標から睡眠の質を正確に評価できるという。
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