多様な健康スコアを出す高精度のアルゴリズム

日本発のスマートリング「SOXAI Ring 1」の快進撃が続いている。はじめて世間の話題をさらったのは2022年。クラウドファンディングに登場して目標金額の約47倍、4675万9000円を調達した時だ。そして正式発売後はミドル世代の顧客を獲得し、健康データ基盤を構築。満を持して他企業との協業に乗り出し、消費財分野では大正製薬と取引を始めた。同商品を開発したヘルステック企業SOXAI(ソクサイ)の光頼篤樹COO/CFOは「差別化が難しいハード面でも優位性を発揮している」と破顔する。

同商品の特徴は、幅7.6ミリメートル、厚み2.5ミリメートルの超コンパクトサイズの指輪タイプなのにセンシング機能を搭載していることだ。心拍数、心拍変動、血中酸素レベル、体表面温度、活動量などのバイタルデータ(人間が生きていることを示すサインのこと)を高精度測定できる。スマートウォッチなどの腕時計型ウェアラブルデバイスに比べて装着に負担がなく、就寝中も気にならない使い心地も人気の理由だ。

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