健康診断項目への追加で病気の早期発見に貢献
ACCELStars(アクセルスターズ、以下AS)が2023年5月から提供する企業向け睡眠健康度測定サービス「Sleep Compass(スリープコンパス)」は、導入件数が右肩上がりに増えている。同サービスは、手首に装着するだけで簡単に高精度の測定ができる独自のウェアラブル端末を利用。測定結果をもとに睡眠改善のアドバイスだけでなく、不眠症などの傾向があれば医療機関を受診するように勧奨する仕組みだ。健康診断のように睡眠健診を受けられることから、インフラ企業や健康保険組合、地方自治体、警察などが採用。「24年10月時点の導入件数は約100件で順調に増えている」と同社の宮原禎CEOは手応えを語る。
ASは東京大学大学院医学系研究科の上田泰己教授を創業者とするスリープテックのスタートアップ企業。強みは同社CTOを務める上田教授を中心とする研究グループによって実現した精度の高い測定と医療機関との連携である。
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