新製品&イベント情報―日本通信販売協会―梶原健司氏が新会長に就任で記者会見

日本通信販売協会(JADMA)は6月21日、新会長に梶原健司氏(千趣会社長)が就任したことを公表。これに合わせて記者会見を同日、東京・竹橋において開催した。会見であいさつに立った梶原新会長は、「コロナ禍以降、通販を利用される消費者が増え、通販市場の規模が大きくなっています。社会的に重要な位置付けの業界でありますし、逆に言いますと、社会的責務が生じている業界であるということをしっかりと認識した上で、まずは基本の基である、消費者が安心して利用できる通販、この原点をしっかり振り返る。その上でJADMAがテーマに掲げる便利で楽しい通販、世の中をもっと楽しくする通販につなげていきたい」と語った。

会見では、通販業界の課題として法規制、物流、情報セキュリティの三つをあげる。法規制問題への対応においては行政対応(ヒアリング、アンケート結果を踏まえた事業者の意向を伝達)コンプライアンス部会での情報交換、対応策の検討機能性表示食品制度の見直しについて、通販業界の意見を積極的に具申していくその他、必要があるときは行政規制を先取りしたガイドラインも検討していく、の4点でJADMAとして対応していく。

物流問題への対応では、行政対応(アンケート、ヒアリング、対行政PR等)JADMA物流委員会/会員間での好事例の共有「通販業界における物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」の更新環境負荷の低い緩衝材、置き配用の袋梱包材の開発・共同利用の検討について重点的に取り組む。

情報セキュリティ問題への対応に関して事業者に求められている内容では、ECサイト自体の脆弱性対策の必須化利用者本人の適切な確認の強化(EMV 3DSの導入)送信メールのドメイン管理(DMARC)等の3点を伝え、今後はJADMA内に対応する部会「Web・情報セキュリティ専門部会」を設置する考えを示した。

月刊『国際商業』2024年08月号掲載