ジュリークのオイル戦略が本格的に始動する。誕生から30年を数えた2024年6月、ジュリークのハーバルコレクションをリニューアル。全5品をそろえる中、ヒーローアイテムはオイル美容液の「ハーバルオイルインセラム」だ。今回のハーバルコレクションは、5年ぶりのコレクションの刷新であるとともに、ジュリークのオイルケアの認知を広げる注力アイテムでもあるのだ。ジュリークの永瀬賢治CEOは「フェイシャル、ボディ双方で、オイルケアの習慣を浸透させていきたい」と力強く語る。
ハーバルコレクションが誕生した30年前と比べ、日本のオーガニック市場は様変わりしている。特にコロナ禍を通じて自分の肌と向き合う女性が増えてきて、Zoomで自分の顔を見る機会が増えたとか自宅にいたから鏡を見る機会が増えたことを背景に、ジュリークコーポレートブランディング部の望月亮コーポレートブランディング部長は「〝素肌美〟のあり方が変わってきています。すっぴんでも美しく過ごせるような生き方をしたいという方が増えてきたことで、オーガニックに注目が集まった。30年前のような、肌に優しいものが使いたいからではなく、自分の肌の力やポテンシャルを高めていくというニーズによって、市場が伸長しています」と語る。
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