中野製薬は、ヘアカラーブランド「キャラデコ」から、業界初の3剤式ブリーチ剤「キャラデコ コントロールブリーチ」を6月26日に発売する。三つの薬剤を使用することでブリーチ力や粘性のコントロールによってムラやダメージを抑制し、作業効率を向上することで、誰でも簡単にワンランク上のブリーチ施術が可能になる。

リモートワークの普及やヘアカラーを個性の一部として認めるダイバーシティの加速に伴い、ブリーチオンカラーが急速に浸透し、今やブリーチは多くの人にとって身近な存在となった。一方、様々な色のデザインを施すことで毛髪のヘアカラー履歴は複雑化し、ブリーチ施術で均一かつ濁りの少ないクリアなベースをつくるためには、これまで以上に高度なブリーチテクニックが求められるようになっている。現在市場にはブリーチ力や操作性などに特化した様々なタイプのブリーチ商品が存在しており、卓越したブリーチ技術を持つスタイリストは特性や用途に合わせて使いこなすことができる一方、その施術工程は多様化しているため、多くの美容師にとっては使用アイテムの選択が困難で、より高度な塗布技術が求められる。

この課題に対して中野製薬は、3種類の薬剤の配合量によって最適なブリーチ力や粘性を理論的に導き出すことで、誰でも複雑なヘアカラー履歴に対応できる業界初の3剤式ブリーチ剤を開発。個々の感覚に頼っていたブリーチ施術を理論的に行える環境を整えることで、美容業界全体のブリーチワークの技術水準を底上げする。

「キャラデコ コントロールブリーチ」の特徴は以下の三つだ。

1.施術前のベースや仕上がりの明度に応じてブリーチ力をコントロール。

2.粘度の異なる2種類のブリーチ専用オキサイドを使い分けることで粘性を調整でき、様々なブリーチ施術の作業性を向上。

3.トリートメント基剤で設計したコントロールクリームと2種類のオキサイドにより、塗布時や洗い流し時の髪の引っかかりや摩擦を低減し、ダメージを抑制。

また、特性の異なる既存の「キャラデコ トーナー® ブリーチパウダー EX」と併せて提案することで、美容師のブリーチワークの幅を広げる。

中野製薬では、ブリーチ施術を新たな集客の強みとすることで、サロンのさらなる収益向上に努めていく考えだ。