牛乳石鹼共進社は、同社で初めての環境に配慮したヘアケアブランド「madoca(マドカ)」から、「madoca シャンプーバー」(みずみずしいフルーティフローラルの香りとさわやかなシトラスボタニカルの香りの2種、各65グラム・1980円)と「madoca コンディショナーバー」(やさしいハッピーサボンの香り、53グラム・1980円)を開発。バイソン社から、6月12日より全国のバラエティショップ・ドラッグストア・ネット販売で順次発売する(6月1日から一部先行発売)。
同商品は、牛乳石鹼で初めての環境に配慮したヘアケア商品。「あなたの髪も地球環境もいたわるために。牛乳石鹼と一緒に始めるサステナブルヘアケア」をコンセプトに、約3年の歳月をかけて開発した。
プラスチックボトル不使用でのゴミ削減、さらに水分量を約80カットすることで従来の液体シャンプーと比べて大きな節水を可能にした。シャンプー成分とコンディショニング成分を凝縮することで泡立ちの良さときしみにくさを叶えた、髪にも地球環境にもやさしい高品質の固形シャンプー・コンディショナーだ。
ブランド名は、「円」という文字から想起しており、「地球(球体・丸)」に対して、「あらゆる角度(360度)」で環境対応し、「穏やかさ、安らぎ」を与えられるブランドでありたいという想いを込めている。
新商品の特徴は大きく四つである。
①もっちり泡できしまず洗える。数多ある原料の中から独自にブレンドし、年月をかけて現在の泡立ちを実現。シャンプー成分を凝縮した弱酸性の固形バーだからこそ、泡立ちがよくすすぎ時もきしまない。また、コンディショニング成分を10倍配合することによって滑らかな指通りを実現した。
②米由来成分で髪の仕上がりを整える。ライスオイル、米セラミド配合で、うるおいのあるツヤ髪に整える。
③コンパクトでありながら、たっぷり使える。一般の液体詰替用(350ミリリットル基準)換算で、およそ1.5袋分使える。
④髪にも環境にもやさしい。地球環境に影響を与えているプラスチックボトルの不使用だけでなく、中身からパッケージまで髪と環境にやさしくつくられている。
また、地球環境への取り組みにおいては、商品開発において、使用感、使い心地に重点をおき、海洋プラスチック・水資源・フードロスなどの地球環境問題にしっかり向き合った。水の使用を抑えて固形にすることで叶う水資源の保護や、商品を購入すると簡単にフードバンク寄付に繋がるなど、環境問題解決に協力できる商品になっている。
商品企画の担当者は、以下のようにコメントしている。
新商品『madocaシャンプーバーコンディショナーバー』は、SDGsというワードが普及し始めた当初から、約3年もの歳月をかけて開発しました。近年、海洋プラスチック問題が話題になっており、環境に配慮した商品づくりを課題にしていた最中、固形石鹸のように「そもそも液体でなければプラスチックボトルは不要だ」という考えに辿り着いたことから、シャンプー・コンディショナーの固形化に向けた開発が始まりました。
固形のヘアケア商品は海外製で四角の形が多いですが、『madoca』は日本人が手に持ちやすく使いやすい形という実使用時におけるやさしさを考えた丸型を採用。当初、シャンプーバーの性能を良くするために配合した成分が原因で丸型での製造が難しいという課題がありましたが、試行錯誤の結果、ブランド名にもちなんだ、やさしいイメージを印象づける丸型の『madoca』が完成しました。
商品パッケージには、環境対応の一部として食べられなくなったお米を使用した紙素材『米紙kome‐kami』を使用。素材の売上の一部がフードバンクに寄付され、フードロス削減の活動に役立てられます。また、筒形状のパッケ-ジなので、使用後はお好みの用途で活用もできます。
地球環境に配慮しながらも毎日お使いいただける、日常に寄り添った商品となっておりますので、『madoca』をきっかけにサステナブル活動をより多くの方に楽しんでいただけたらとても嬉しいです。