東洋新薬は、独自素材「バナスリン®」の特徴成分「バナバ葉由来コロソリン酸」を機能性関与成分とする「バナバタブレットL」を消費者庁へ届出し、4月11日付で機能性表示食品として公開(届出番号H1225)されたことを明らかにした。

「バナバ葉由来コロソリン酸」は、これまで「健康な人の高めの空腹時血糖値を下げる機能」がある旨の表示で届出公開されている機能性関与成分だが、東洋新薬が実施したヒト試験データを基にSR(システマティックレビュー)を作成し、新たなヘルスクレームとして、日本で初めて「軽い負荷のかかる日常的な運動と併用することで、中高年の方の加齢に伴い低下する歩行能力の向上に役立つ機能、一時的な腰や肩の負担を軽減する機能」の表示で届出した。

「バナスリン®」を用いることで歩行能力および腰や肩の負担軽減などのさまざまな身体機能に関わるヘルスクレームを訴求する商品開発が可能となる。

バナバ葉由来コロソリン酸は、東南アジア~オーストラリアに広く生息する落葉高木であるバナバの葉の抽出物に特徴的に含まれる生理活性成分の一種で、「バナスリン®」の特徴成分。筋肉の細胞に働きかけ、筋タンパク質合成を活性化し、筋力・筋肉量が維持されることで、歩行能力を始めとする身体機能を維持することに役立つと考えられている。

東洋新薬では、今後も素材の新たな可能性を見出し、健康食品・化粧品のODEM(ODM&OEM)メーカーとして、付加価値の高い商品を提供し、一人でも多くの生活者の「健康」と「美」に貢献していく考えだ。