OTC大手メーカーの第一三共ヘルスケアは、テラサイクルジャパンと組んで、業界で初となるPTPシート(おくすりシート)のリサイクルに乗り出した。「SDGs未来都市」を掲げる横浜市で同プログラムを開始し、回収対象を第一三共ヘルスケアの製品に限らず医療用医薬品・OTCの「おくすりシート」すべてとすることで、PTPシートがリサイクル資源であることの認知を高め、資源として循環する仕組みを確立していく。OTC業界で先陣を切った取り組みは、どこまで広がるのだろうか。

実証実験は横浜市の協力のもと、2022年10月20日~23年9月30日まで実施。購入店舗やメーカーを問わず使用済みPTPシートを横浜市中区の薬局・ドラッグストア、病院、公共施設等に設置した専用回収ボックス「おくすりシートくるりんBOX」で回収。回収後はシートのプラスチックとアルミニウムを分離後、それぞれリサイクル処理され、新たなリサイクル製品として生まれ変わる。


薬局・ドラッグストア、病院、公共施設等に設置した専用回収ボックス

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン