ライオンは、「洗浄」「消臭」「徹底抗菌」「洗濯槽をカビから守る」の四つの機能を一つに凝縮した、自動投入洗濯機専用の液体高濃度洗剤「トップ スーパーNANOX 自動投入洗濯機専用」(850グラム・オープン価格)を10月5日に発売する。

同商品は、「トップ スーパーNANOX」(汚れ落ち)と「トップ スーパーNANOX ニオイ専用」(ニオイ落ち)両方の機能を兼ね備えており、ガンコ汚れや部屋干し臭を一つで徹底洗浄することができる。プラスチックの削減を考え、ボトルではなくパウチタイプのみの販売となる。自動投入洗濯機“専用”なので、洗剤タンクへ直接パウチから投入が容易だ。香りは、爽やかなアクアソープを採用。

ライオンが実施した調査によると、自動投入洗濯機は2017年末に自動投入機能が搭載されたドラム式洗濯機が上市されて以降、買い求めやすいタテ型の自動投入洗濯機も家電メーカー各社から発売され、世帯保有率は21年で9.9%(19年3.1%、20年6.8%)まで拡大しているという。

また、生活者の在宅率の増加に伴い、家事への負担やストレスが増加傾向にある中、少しでも手間なく、効率的かつ質の高い家事を求めるニーズが向上しており、高機能で効率的な家電製品(自動食器洗い乾燥機、自動掃除ロボット、洗濯乾燥機など)を購入する傾向が高まっている。このようなニーズの高まりを受け、今後も家電メーカー各社から自動投入機能が搭載された洗濯機の発売が続き、30年の普及率は30%まで拡大すると予測される。

そこで今回、自動投入洗濯機を使用している生活者に、より最適な専用洗剤を提案するため、革新技術により四つの機能を一つに凝縮した「トップ スーパーNANOX 自動投入洗濯機専用」を投入する。ライオンで初めて独自の5種類の酵素を配合することにより、さまざまな洗濯コース(温水コース、つけおきコースなど)に対応し、強力に洗浄機能を発揮。さらに超濃縮技術により、同社従来型液体洗剤の標準使用量の約4分の1で済むことで、洗剤タンクのつめかえ頻度が軽減できる利便性も実現した。