ユニ・チャームは、2022年4月中旬より中国の天津工場、江蘇工場に再生可能電力を導入すると発表した。再生可能電力の導入により、天津・江蘇の2工場で排出する二酸化炭素を年間で約9300トン削減することを目指す。

今回の再生可能電力の導入は、三菱HCキャピタル(東京都千代田区)の現地子会社と「電力販売契約」を結ぶことによって実施。

天津工場、江蘇工場の再生可能電力の導入は、海外においては、ブラジル、タイ、ベトナム、アメリカに続いて5例目となる。なお、日本国内では、ユニ・チャームの伊丹工場、埼玉工場、三重工場、ユニ・チャームプロダクツの九州工場、四国工場、ペパーレットの静岡県内3工場で導入済み。こうした取り組みにより、ユニ・チャームグループの工場から排出される二酸化炭素は年間約3万7000トン削減できると見込んでいる。

天津工場(左)と江蘇工場