ロート製薬は、ステロイド外用薬「メンソレータム メディクイック プロ」(指定第2類医薬品・2種・各8グラム・1760円)を3月21日、全国の薬局・薬店にて発売した。同商品は、汗や衣類の擦れなどの要因により、首や関節などの部位において、かゆみだけでなく“赤みを伴う湿疹”症状に向け、わかりやすさと治療効果を追求したステロイド外用薬。ラインアップは、軟膏とクリームの二つをそろえる。

軟膏(左)とクリーム

同商品には、治療効果と安全性の両立した抗炎症成分であるアンテドラッグステロイドに加え、使った瞬間からスーッとクールな使用感で、かゆみを鎮める清涼成分“dl-カンフル”と“l-メントール”を含む、九つの有効成分を配合。つらいかゆみを複数の作用で鎮めるとともに、見た目にもつらい赤みを伴う湿疹のある荒れた肌を修復し、患部を治す。

また、適切な対処にいたっていないお客へ、「かきむしりたいかゆみ」「赤みを伴う湿疹」といった症状がわかるキャッチコピーに加え、特に症状が起こりやすい部位のイラストと併せて、自身の症状にピンとくるパッケージを目指し、“わかりやすさ”を追求している。

ロート製薬が実施した調査によると、かゆみがある人の5人に1人が「赤みを伴う湿疹」まで併発していることが分かったという。同じ症状を繰り返し、早く治したいにも関わらず、非ステロイドの常備薬や冷やすことで対処するなど、症状の適切な対処につながりづらく、ステロイドで素早い対処をしている人は22%にとどまった。そこで、そういったお客に向けて効き目と選びやすさを追求した「メンソレータムメディクイックプロ」を開発した。