2月7日、一般社団法人バンクフォースマイルズは、化粧品の余剰在庫を経済的困窮下の女性を中心に届ける「コスメバンクプロジェクト」の活動説明会をオンラインで開催した。同説明会では、山田メユミ代表理事らが登壇し、設立の背景や思い、昨年12月に実施したパイロット版の活動実績について語った。

人々の美と健康を支える化粧品だが、混合物かつ多品種小ロットといった商品特性もあり、リサイクル・アップサイクルが難しく、未売品の多くはゴミとして焼却処分されている。廃棄規模は生産量の約20%ともいわれており、国内市場2兆5000億円のうち、毎年5000億円分もの商品廃棄が行われているという。この解決は喫緊の課題であった。

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