初期費用、月額、販売手数料無料で国内外のビジネス展開が可能なECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは、オンライン決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」とのシステム連携を行い、3月2日より、Cafe24の自社ECサイト向け拡張機能を提供するアプリストア「Cafe24 Store」にて提供を開始した。
Amazon Payは、Amazon.co.jpアカウントに登録している利用者の住所情報およびクレジットカード情報を使うことで、簡単かつ迅速に商品やサービスの決済が可能なオンライン決済サービス。同アカウントの利用者は、新たに支払手段を登録する必要がなく、ECサイト上でシームレスに購入・支払いが可能となる。
また、Amazon Payは世界トップクラスのセキュリティ対策と不正防止システムなど、信頼性の高いサービスを提供し、事業者およびお客の決済情報を安全に保護することができる。
今回のシステム連携により、Cafe24で作成した自社サイト内にAmazon Payを連携させることができるようになった。この機能は、集客や売り上げアップに役立つ拡張機能をアプリで追加できるCafe24 Storeを通じて、簡単にインストールが可能。
これにより、Cafe24を利用するEC事業者は、Amazon Payを利用者へ提供することで、自社サイト運営の課題でもあるコンバージョン率の向上に期待できるという。
今後もCafe24 Japanは、より多くの事業者の自社ECビジネスを支援し、国内ECを活性化させるため、利便性やニーズの高いさまざまなサービスの提供に注力していく考えだ。
新型コロナウイルス感染拡大を契機にECの利用者が増え、オンライン決済の需要が高まっている中、デロイト トーマツ ミック経済研究所が発表したECにおけるネット決済代行サービス市場の調査結果によると、ネット決済代行サービス全体の2021年度の市場規模は前年度比116.9%の約4170億円を見込まれ、25年度には約7190億円の市場規模になると予測している。