ロート製薬は、D2Cスキンケアブランド「SKIO(スキオ)」から、ダブル洗顔不要&体温でとろけるバーム状のクレンジングを、簡単・衛生的に使えるチューブタイプにした「SKIO VCクレンジングバーム」(90グラム・4400円)を3月1日、「SKIOオンラインショップ」(https://www.skio-net.com/)で発売した。

同商品は、「時間の余裕がない中でもキレイでいたい」と願う働く女性や母親に向けた、お風呂の時間でも手間なくスマートに使えてスキンケア効果(うるおい効果)も備えたクレンジングバーム。ビタミンC誘導体などのうるおい成分と、毛穴汚れに奥からアプローチする酵素を配合。1品でクレンジング・洗顔・パック・角質ケア・マッサージの5役をかなえ、メイク汚れ・毛穴汚れ・くすみ・ざらつきもオフしながら、肌に必要なうるおいを必要な場所に届けるスキンケア機能を持つ。香りは、ディープシトラスを採用。

マスク生活が広がり、肌の不調を感じる人が多くなっている中、肌を清潔にすることで肌のコンディションを整えたいというニーズが拡大し、クレンジングだけでなくスキンケア効果もかなえるクレンジングバームは特に伸長市場だという(富士経済調べ)。

そうした中、ロート製薬は、ジャータイプのものが多いクレンジングバームを「もっと衛生的に、簡単で効率的に使えないか」という点に着目。また、SKIO購買者にインタビューを実施する中で、お風呂の時間でも手間なくスマートに使えることが重要であると分かった。

そこで、クレンジングバームで支持されている特徴はそのままに、SKIOのブランドコンセプトである「無理なく、無駄なく、美しく」に沿った、不要な手間を省き、メイク落としの時間を最大限効率的に楽しめるチューブ仕様が不可欠であると考え、「SKIO VCクレンジングバーム」を開発。

開発のヒントになったのは、ロート製薬が長年手掛けていたリップクリームの製造技術だ。ジェルでもクリームでもなく、バームならではの肌にのせた後のとろけ感を保ちながら、剤型は使いやすいチューブ――この両立に最適な処方を研究し続けた。硬すぎてもチューブから出ない、やわらかすぎても特有の質感を失ってしまう。幾度も試作を重ね、同社で歴史の長いリップクリームの知見も生かすことで、SKIOオリジナルのクレンジングバームが誕生した。