ユニ・チャームは、保育を総合的にサポートするBABYJOB(大阪市)と協働で展開している保育施設向け紙おむつ定額サービス「手ぶら登園」の利用料金を負担し、社員とその家族の育児負担を軽減する制度を、4月1日から開始すると発表した。

同制度は、ユニ・チャームの社員の子どもが「手ぶら登園」を導入している保育施設に通っている場合、同社が「手ぶら登園」の利用料金を負担するというもので、対象となるのは契約社員も含む産休・育休中の全社員。

「手ぶら登園」とは、保護者の紙おむつやおしりふきの準備や、かさばる荷物を持っての登園、保育士の紙おむつやおしりふきの管理業務といった、保護者・保育士双方の負担を軽減する保育施設向けベビー用紙おむつやおしりふきの定額制サービス。

ユニ・チャームは、2019年からBABYJOBと提携し、保護者と保育士双方の育児負担を軽減する「手ぶら登園」を開始。なお、「手ぶら登園」は22年2月現在、1700以上の保育施設で利用されてる。

そうした中、今回、改正育児・介護休業法施行に伴い、ユニ・チャームの社員とその家族の育児負担の軽減につながる新たな雇用環境の整備の一つとして、「手ぶら登園」の利用料金を会社が負担する制度を導入するに至った。