2022年1月1日、世界有数の彫刻技術を持つ金型メーカー「ツジカワ」(大阪府大阪市)は、特殊印刷機のリーディングメーカー「ナビタスマシナリー」(大阪府堺市)の完全子会社化を発表した。両社は、まず営業戦略でのシナジー効果を発揮すべく、組織の壁を越えた取り組みを行う考えだ。その第1弾として、22年1月26〜28日に東京ビッグサイト東ホールで開催された「コンバーティングテクノロジー総合展2022」に出展。同じブース内に同時出展することで、両社の親和性が高いことを改めて訴求した。

両社のブースは、ツジカワが展示会で使用している什器を活用。同一デザインのブース内に両社の商品が並んでいた。ブースの中央には、ナビタスマシナリーのホットスタンプ機(V-2A)を置き、ツジカワの金型を使ったデモンストレーションを実施。機械についてはナビタスマシナリーの社員が、金型についてはツジカワの社員が説明し、両社がグループ企業になったことを印象付けた。

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