カウンセリングブランドは20年に比べ回復している

――コロナ禍も2年が経ちました。2021年を振り返ってみて回復の兆しはありますか。

片岡 21年上期は、前年、新型コロナが直撃し苦戦を強いられた百貨店を中心に販売しているカウンセリングブランド「HIKARIMIRAI」と「綾花」が復活。20年に比べると約2割アップしました。しかし、ちふれグループの屋台骨であるちふれブランドは厳しい状況が続いていることを考えると、まだ根本的に回復したとは言い難い。ただ下期は、二つのカウンセリングブランドが好調を維持していることもあり、オーガニックスキンケアブランドの「ドゥーオーガニック」、ナチュラルコスメブランド「ドゥーナチュラル」、化粧道具ブランド「BEAUTY UP TOOL」含めグループ内のブランドすべてがいい方向に向かってくれるのではないかと期待しています。

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