化粧品メーカー ― 2019 ― 新春トップインタビュー


 
数十年先を見据え各ブランドを強化

――2018年6月、商号をちふれ化粧品からちふれホールディングス(HD)に変え、事業持ち株会社に移行。その狙いについて、環境変化への対応を挙げています。

片岡 1947年の創業以来、私たちが積み重ねてきた研究開発、生産のノウハウは、非常に価値があるものです。企業哲学である高品質、適正価格の実現、維持、発展に向け、例えば、工場はコストを抑えながら品質に磨きをかけ、研究所も技術を磨き続けた。これらは最高レベルのノウハウだと思っており、それが主力ブランド「ちふれ」の右肩上がりの成長を支えています。ただ、エイジングケアブランド「綾花」は決して順風満帆ではない。百貨店市場を見ると、プレステージブランドを求める日本女性、訪日客それぞれによって各ブランドは成長していますが、「綾花」は横ばい傾向が続いています。それは消費者ニーズを満たせていないことを意味しているのではないか。高品質・適正価格のノウハウを活かさない手はないと考え、「ちふれ」を担当する「株式会社ちふれ化粧品」、新百貨店ブランド「HIKARIMIRAI」などを担当する「株式会社光未来」、オーガニックブランド「ドゥ・オーガニック」を担当する「ジャパン・オーガニック株式会社」、什器等の生産を担当する「株式会社アゼリア」を傘下に置くHD体制への移行を決めたんです。

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