P&Gは12月7日、赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」が保育関連施設向けに、紙おむつの定額使い放題サービス「すくすくサブスクプログラム」の提供を開始すると発表した。同日より、近畿地方を中心に受付を開始し、順次関東地方へのサービス拡大を予定している。また、同プログラムの導入に伴いパンパースは、保育関連施設向けのICTツールを提供しているコドモンと連携する。
パンパースは、保育士や保護者の負担を軽減し、子育てのサポートができるよう、「すくすくサブスクプログラム」の導入を開始。同プログラムを導入した保育園には、パンパースのおむつが直接届くため、保護者から受け取ったおむつを園児ごとに管理する保育士の業務負担が軽減されるという。また、子どもを保育園へ預ける保護者にとっては、保育園へ持参するおむつ1枚1枚への記名や、保育園にあるおむつの数を気にする必要がなくなる。さらに、保護者と保育士の間に生じるおむつなどの受け渡しをなくすことで、衛生面での不安も軽減される。
今回連携するコドモンは、子ども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとして、登降園管理や保護者への連絡、子どもの健康管理など保育園の運営で必要な事務作業や業務が一括管理できるシステムを提供している。
同システムおよび「すくすくサブスクプログラム」を導入している施設では、両方のサービスが受けられるだけでなく、保育士向けにコドモンが提供するオンライン研修サービス「CoDMONカレッジ」を通じて、パンパースのオリジナルの研修コンテンツも視聴できる。「おむつの正しい履かせ方」や「おむつの保管方法」など、おむつのプロフェッショナルであるパンパースだからこそ発信できる情報を、現役保育士に提供する。
なお、コドモンのシステムをすでに導入している保育関連施設は、「すくすくサブスクプログラム」への参加を選ぶことができるようになる。
また、コドモンのシステムと「すくすくサブスクプログラム」を導入している施設を通じてパンパースを利用している保護者は、パンパースのギフトポイントプログラムである「すくすくギフトポイント」が貯められるようになる。