P&Gジャパンは、赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」の「おむつ回収プロジェクト」を4月19日からスタートした。パンパースが独自に開発した回収ボックス「おむつ回収ボックス」を兵庫県神戸市内の小売店、保育施設の計8カ所に設置(約6カ月)し、消費者から店舗で使用済み紙おむつを回収する日本初の取り組みだ。

P&Gは長期的な重点課題として「環境サステナビリティ」をビジョンに掲げ、数十年にわたり施策を打ち続けている。パンパースでも、過去25年間、紙おむつの着け心地のよさを追求する一方、欧州および北米の紙おむつに使用する資材の量を半減させるなど、常にサステナビリティを念頭に置き、製品の革新を進めている。その一環として、紙おむつブランドで初めて欧州で使用済み紙おむつのリサイクル技術に取り組んだ。2019年にオランダのアムステルダムで開始した紙おむつ回収の取り組みには、600世帯以上の消費者が参加し、開始以来、20万枚以上の紙おむつに相当する40トンを超える紙おむつを回収した。アムステルダムで、消費者に関心を持ってもらう方法について得た多くの学びを生かし、今回、日本で実施することになった。

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