P&Gの主力ヘアケアブランド「パンテーン」の動きが変わり始めた。従来のプレミアム、マスプレミアムへの投資は維持しつつ、小売業と協業し、マスカテゴリーでの提案にも力を入れ始めた。これを指揮するのは、新型コロナ禍の2020年11月にP&Gジャパンヘアケアの責任者に就いた田中康之執行役員だ。三つのセグメントを同時に追うP&Gの戦略について話を聞いた。

――2020年11月、P&Gジャパンにとって最重要カテゴリーの一つであるヘアケアカテゴリーの責任者に就きました。どのような方針で臨んでいますか。

田中 目標は、P&Gとして№1メーカー、パンテーンがブランドで№1になることです。現状トップレベルの市場シェアを得ているものの、確固たる№1ブランドにしていきたい。そのためには、好調な高価格帯のビジネスをさらに伸ばしていくのと同時に、競争が激しいマス市場の強化を推し進めていく必要があります。私は営業部門の出身ですから、お得意先さまのヘアケア全体の売り上げを高めることを最重要視しています。ヘアケアでは、プレミアム、マスプレミアム、マスとセグメントの細分化が進んでいますが、一人でも多くのお客さまに自分に合った「パンテーン」を使っていただくことが私に課せられた最大の使命だと思っています。

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