「マスクに付かない」をキーワードにした商品が動く
マスク着用の常態化が化粧品の需要を大きく変えた。マスクをしていてもきれいでいたい。そのニーズにいかに応えるかが、カウンセリングメイクでも問われている。その一例がマスクをしていても化粧はしたいからと、マスクに付きにくいリップやファンデーションを求める人が増加したこと。2020年は「マスクプルーフ(マスクに付かない)」をキーワードにしたリップやファンデーションの開発にカウンセリングメーカー各社は力を入れた。百貨店の売り場にも多くのアイテムが登場している。
他社に先駆け発売したアディクションの「ザ マット リップ リキッド」はマスクに付かない無重力リップとして大ヒット。SNSで話題になったリップで、某美容雑誌で20年に一番バズった商品として1位を獲得。品切れ状態が何カ月も続く大人気アイテムとなった。「開発時に意図していたわけではないが結果としてコロナ禍のニーズに合致して、違う色を複数買いするお客さまも多く見受けられました」と大澤亜希子アディクションブランドマネージャーは説明する。
マスクに付きにくいとSNSでバズったアディクション「ザ マット リップ リキッド」
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