マンダムは9月16日、福崎工場新生産棟の竣工式を開催した。新生産棟は、2019年より福崎工場敷地内で建設が開始された。新生産棟の完成により、工場全体を一体化させて生産性を高めた、人・環境にやさしい新工場となった。新工場竣工によりパワーアップした福崎工場では、安心・安全・生産性の向上、環境負荷の低減に取り組み、効率的で品質の高いモノづくり、またマンダムグループのイノベーションセンターとして変革・挑戦を行っていく考えだ。

竣工式には、建設会社など関係者、弊社役員計16人が列席。新工場での神事に続き、新工場見学、関係者への感謝状贈呈および西村健社長があいさつを行い、マンダムの新たな門出が祝われた。なお、式典はコロナ禍のため、当初予定より規模を大幅に縮小しての実施となった。

西村社長は「新生産棟を加えパワーアップした福崎工場は、今後イノベーションセンターとしてギャツビーやビフェスタに代表されるマンダムの高品質かつ安心・安全な商品を供給していくことに加え、マンダムグループの生産・人財育成もリードしていきます。当然、環境負荷の少ない製品、生産プロセスも推進し、新生産棟を加えた福崎工場で、これから2027年に迎える100周年、そしてその先の未来の生活者に向けてウェルネスの実現により笑顔のあふれる社会をつくってまいります」と決意を語った。

マンダムは、VISION2027の実現に向けた企業基盤整備のため、19年度より安心・安全なモノづくりを実現でき、更なる生産性の向上や環境配慮、品質の高いモノづくりができる生産拠点にすべく、国内唯一の生産拠点である福崎工場敷地内に新生産棟の建設を開始。新生産棟の建築とともに、工場全体を全剤型集約型へと一体化させ、太陽光パネルによる自家発電の実現、新工場生産エリアにおける省エネ設計等に取り組み、環境負荷の低減に寄与していく。

また、従業員が快適に働ける環境としても整備し、今後に向けて、生活者の変動する需要にもフレキシブルに対応できる、未来を見据えた新工場となっている。