クラランスは6月18日、目元用美容液「グラン アイ セラム」をリニューアルし、「グラン アイ セラム V」(15ミリリットル・6930円)として発売する。同製品は、まぶたが重くなりやすいアジア人女性に向けて研究開発を行い誕生した、つけた瞬間、美しい目元印象を演出する美容液だ。
目元に水分をため込むことを抑制し、むくみを防ぐ“トリプルフィトコンプレックス”の他、目元の肌をすっきりと引き締める植物エキスを配合。シルクのようになめらかで柔らかなテクスチャーとなっている。また、リニューアルにより、アプリケーターも一新。凹凸がある目元の形状にフィットし、美容液が届きにくい部分にも対応できるよう設計されている。ひんやりとした使い心地となっており、むくみに働きかける。
発売に先立ち、5月14日に行われたオンライン発表会では、クラランスが実施した、目のむくみに関するアンケート調査結果が公表された。「どこのむくみが気になる?」の問いに対して、「目の周り」と回答した女性は88%。そのうち、「むくみを感じるのはいつ?」との問いに対しては、「週に1、2回」(39%)、「毎日」(22%)、「朝一番」(62%)という結果になったという。
こうした結果を踏まえ、クラランスPR担当の三宅由佳氏は、目のむくみの原因について、「目の周りには、血管の中で一番小さい微小循環が密集しており、真皮へ栄養、水分、血液色素を運んでいます。微小循環の流れが遅くなると過剰な血液と水分が漏れ出てしまい、むくみやくまの原因となります」と説明した。また三宅氏は、目元の皮膚は皮脂腺が少なく、保護膜も薄く、デリケートなエリアであり、さまざまなストレス要因が存在すると指摘し、「ライフスタイルの乱れなど内的要因に加え、紫外線、大気汚染、ブルーライトなど外的要因もストレスとなります」と強調した。
月刊『国際商業』2021年07月号掲載