アイスタイルは、2021年6月期第3四半期ならびに第4四半期連結会計期間において、連結決算における営業外費用・特別利益・特別損失の計上および個別決算における営業外費用・特別損失の計上を行うと発表した。

持分法適用関連会社における業績の進捗や今後の見通しを鑑みた結果、21年度第 3 四半期連結決算において持分法による投資損失 1億3600万円を営業外費用に計上する見込みだ。

また、21年 4月 26日付の取締役会において、同社グループが保有する投資有価証券の売却を決議したため、21年度第 4 四半期連結決算において以下の通り投資有価証券売却益を特別利益に計上するとした。

①売却株式:同社子会社が保有する非上場株式 1 銘柄
②売却日:2021 年 5 月中(予定)
③投資有価証券売却益:約 18億2500万円(想定為替レート 1USD=108 円で計算)

さらに、同社子会社が運営する香港の一部店舗について、現地における新型コロナウイルス感染症の影響等により短期的な収益改善が困難であると判断したため、当該店舗における固定資産の減損処理を行う予定であり、21年度第 3 四半期連結決算において減損損失 9400万円(第 3 四半期期中平均レート1HKD=13.62 円、第3四半期期末日レート 1HKD=14.24 円で計算)を特別損失に計上する。

また、同社の連結子会社である Eat Smart社の株式について、同社の業績が株式取得時に想定した計画を下回って推移していることから評価を見直し、のれんや固定資産の減損処理を行う予定であり、21年度第 3 四半期連結決算において減損損失 7100万円を特別損失に計上する見込みだ。