アイスタイルは、12月3日、2019年に生活者に支持されたコスメを総括する「@cosmeベストコスメアワード2019」を発表。今年の美容トレンドを象徴するキーワード「@cosmeビューティアワード2019 ベストトレンドキーワード」、キャリアやライフスタイルなど、今年最も美しく輝いた方に贈られる賞「@cosmeビューティアワード2019 ビューティパーソンオブザイヤー」と合わせて、「@cosmeビューティアワード」として同時発表した。

また、同日にはアリババグループが運営する中国最大のECプラットフォーム「天猫(Tmall)」と共同で、「@cosmeベストコスメアワード2019」の受賞商品のうちTmallで人気の商品を、「@cosmeベストコスメアワード with Tmall 2019 (中国語表記:@cosme × 天猫 美妆大赏)」としてTmall上で発表。今後も日本国内と同様に、毎年12月3日に発表していく予定だ。

今年ベストコスメアワードの総合大賞を受賞したのは、史上初のハイライトアイテムで、セザンヌ「パールグロウハイライト」だ。2019年の流れを体現する商品であり、”まるで塗るレフ板”のようなきめ細かいパールが肌に濡れたようなツヤ感を与えてくれるアイテムであるとして多くの注目を集めた。また、「しっとりした粉質だから、粉浮きしないで肌に馴染む」「肌馴染みの良い上品な色味」といった肌への馴染みの良さも高く評価されている。

これらの評価ポイントに加えて、手持ちのアイテムとの組み合わせの良さ、チャレンジしやすい価格、SNS上で「売り切れ」と話題になったことなど、生活者の心を動かす要因がいくつも重なったことが、今回の総合大賞受賞へつながった。また、同アイテムはベストハイライト・シェーディング第1位も同時に受賞している。

18年はSNS映えを意識した色のきれいなカラーメイクアイテムが総合トップ10に多くランクインしていたが、19年は二つのみ。代わりに「素肌感」や「光を味方につける」など、今年のトレンドを踏襲した商品がランクインした。

また、今年の殿堂入りアイテムとして印象的なのは、ロングセラーのカウブランド「赤箱」。発売から90年以上の歴史をもった商品で、2001年に初めてクチコミが投稿された。その後洗顔にも使えると話題となり、ボディケアだけでなくスキンケアアイテムとしての地位を確立。今回の殿堂入りへとつながった。