花王は、子会社である花王サロンジャパンを通じて4月22日より、ヘアサロン向けプレステージブランド「ORIBE(オリベ)」(23品目・4730~9020円)に関し、トータルビューティーサロンuka(東京ミッドタウン)への導入を皮切りに、日本での展開を開始した。「ORIBE」は、欧米の一流ヘアサロン業界と、百貨店で大きな存在感を示しているヘアケアブランド。アジアにおいては5エリア目の展開となり、これにより、アジアにおけるサロン事業のブランドポートフォリオを拡充し、顧客基盤の拡大を実現。グローバル展開をさらに強化していく。
オリベシグネチャーヘアケアライン
オリベドライテクスチャライジングヘアスプレー
「ORIBE」は、2008年に米国で誕生し、2018年に花王グループ入り。現在欧米を中心に約40の国・地域で展開している。米国ではヘアケアからボディケア、フレグランスなども販売。妥協をゆるさない高品質のプロダクトと、選び抜かれたトップサロンや高級百貨店等での取り扱いで、ラグジュアリーなライフスタイルを送る女性たちをメインの顧客としている。
日本においても、ラグジュアリーライフスタイル提案ブランドとして、厳選されたサロンへのみ導入を計画。オリベならではの美容接客や、オリベスタイルの講習を実施し、美のプロフェッショナル(美容ライター、スタイリストやモデルなど)へのブランド体験を通じてファンを獲得し、ブランド認知の拡大、ラグジュアリーなイメージの構築を図る。
展開するのは、米国での人気のアイテムに加え、日本の生活者のニーズにあわせた、四つのヘアケアラインを展開。具体的には、保湿成分を贅沢に配合、美しくすこやかな髪を保つ「ORIBE」を象徴するラインの「オリベシグネチャー」、 髪にツヤとなめらかなまとまりを与える「オリベブリリアンス&シャイン」、 ヘアカラーした髪色を美しく保ちヘアカラーで傷んだ髪を補修する「オリベビューティフルカラー」、グラマラスなボリュームのあるスタイルを可能にする「オリベマグニフィセントボリューム」だ。
今後、独自のブランド価値を持つ「ORIBE」を、アジアエリアへさらに順次拡大していき、現在欧米中心の花王サロン事業のグローバル展開強化を図る。
今回の日本発売について、花王サロンジャパンの赤木裕一代表取締役社長は、「米国で多くのセレブリティが愛してやまないこのブランドが、日本の洗練された多くのスタイリストと共に、日本でも上質でエレガントな美しさを提案できると信じ、発売を決定しました。お客さまにとって何が最高なのかを考え、妥協を一切許さず造られたヘアコレクションORIBEを、ぜひ体験いただければと思います」と語った。
「ORIBE」は、数多くのセレブリティのヘアを創造し、美容業界のレジェンドと呼ばれたヘアスタイリストOribe Canales(オリベ・カナレス)。彼の思い描く美しくグラマラスな女性像をめざすために、2008年にニューヨークで生まれた、プロフェッショナルブランド。ジュエリーを思わせるパッケージで、細部に至るまで妥協を許さずに創り上げられた、上質なライフスタイルを求める女性のための、ラグジュアリーブランドとなっている。
花王は、ヘアケア事業分野のひとつとしてサロン事業を展開。サロン専用の製品とサービスを世界中のスタイリストに提供する事業。「GOLDWELL」「KMS」「ORIBE」のブランドを通じて、ケア、スタイリング、カラー、パーマの4カテゴリーのヘア製品を展開している。