アベンヌは敏感肌を始め、すべての肌タイプの人が使用できるスキンケアシリーズだ。南フランス・ラングドック地方のアベンヌ村に沸き出る、“肌にいいミネラルバランス”を持つ温泉水と、フランスで医薬品メーカーとして長年の実績を持つピエール ファーブル社との出会いから生まれた。今年1月1日から、そのアベンヌブランドを日本で輸入販売するピエール ファーブル ジャポンの社長に就任した小松俊之氏に、今後の会社の舵取りに向けた想いを聞いた。

コロナ禍でもアベンヌブランドが存在感を発揮

――新型コロナウイルスが化粧品業界に与えたインパクトをどのように分析していますか。

小松 一番ダメージを受けたのはインバウンド売り上げの大幅な減少です。それに加えて外出自粛によるショッピングの縮小が大きかった。昨年まで私はシンガポールに赴任していたのですが、アジアだけにとどまらず、世界中どこを見てもコロナの影響は甚大でした。

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