マツモトキヨシホールディングス(HD)は、オーガニックコスメブランド「ARGELAN(アルジェラン)」から新ヘア&ボディケアシリーズ「モイストグローシリーズ」、「モイストスムースシリーズ」を、3月11日より全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループ(一部店舗を除く)で発売する。

『オーガニックを日常に』をコンセプトとして、2012年に誕生したアルジェラン。20年秋にブランドリニューアルを迎え、旧来のデイリーオーガニックから、植物の力を独自の測定に基づき分析し、確かなデータを取得した植物を使用した「エビデンス&サスティナブル オーガニックコスメ」へと生まれ変わった。ブランドの重要カテゴリーであるヘアケアの新シリーズ発売にあたり、「CIRCULATION(巡り)」をテーマに美しさだけではなく、環境と経済をも循環させる新しいオーガニックコスメの形を提案する。

同ブランドは、国産植物原料の活用による地方創生、容器や資材による環境破壊を防ぐ、使い心地のよさと手ごろな価格にこだわる、肌にも髪にもエビデンスという四つのミッションを掲げており、新たに発売するヘアケアシリーズもこの考えを踏襲して開発された。

新ヘアケアシリーズの特徴は大きく三つ。一つは、毛髪の空洞を埋め、髪表面まで整える「フィトフィルコンプレックス」を配合していることだ。繰り返すダメージで髪表面のキューティクルが乱れると、内部のタンパク質が流出し、毛髪の空洞化を招く。その構造を研究し、開発したのが、毛髪の空洞を満たし、表面をコーティングする植物由来の複合成分「フィトフィルコンプレックス」だ。

植物由来ペプチドが毛髪内部に浸透し、植物性加水分解タンパクがキューティクルを閉じる。さらに植物性油脂が髪表面をヴェールするという3段階のアプローチで、ダメージを補修。シャンプー、トリートメント、ヘアマスクに配合している。

二つ目は生き生きとした頭皮を目指す「フィトフォースコンプレックス」を採用していること。

美しい髪は、健康な頭皮から生まれる。外的環境やストレス、間違ったお手入れなどで頭皮の状態が悪化すると、髪にツヤがなくなったり、ハリ・コシのない弱い髪になる。その状態を防ぐために、シャンプーにはアルジェランのスキンケアシリーズにも配合している「フィトフォースコンプレックス」を配合。“巡り”というキーワードで41種の植物を測定し、ウンシュウミカン果皮エキスやパッションフルーツ種子油などの5種を厳選した成分だ。

三つ目は、心地よく機能する香りが続く「デュアルフレグランス」だ。

ヘア&ボディ製品においては香りの持続性が心地よさのために必要な要素であるという考えから、天然由来の精油を中心に、合成香料をバランスよく配合(デュアルフレグランス)。新ヘアケアにおいては、29種の精油を測定し、モイストグローとモイストスムース、それぞれの仕上がりを想起させる調香を行っている。

モイストグローシリーズは、植物の力でしっとり潤ってまとまりのいいつや髪へ導くシリーズ。ゼラニウム精油とジャスミン精油をベースにした柔らかなブルーミングフローラルの香りだ。

一方のモイストスムースシリーズは、潤いを保ちつつも指通りの良いさらさらとした髪に導くシリーズ。カモミール精油とクラリセージ精油をベースにした奥行きのあるスパークリングハーバルの香りだ。

それぞれラインアップは、シャンプー(480ミリリットル・1550円、詰替用400ミリリットル・1100円)、ヘアトリートメント(同)、ヘアマスク(200グラム・1500円)、ヘアオイル(55ミリリットル・1600円)をそろえる。