ココカラファインは11月25日、医療スタートアップMICIN(マイシン)が手掛けたオンライン服薬指導サービス「curon(クロン)お薬サポート」を、ココカラファインヘルスケア調剤取扱店舗に導入すること明らかにした。2021年1月から全店で、オンライン服薬指導への対応を開始する。

「curonお薬サポート」は、20年8月時点で4500を超える医療機関に導入されているオンライン診療サービス「curon」で受診した患者だけでなく、電話診療や他社オンライン診療サービスで受診した患者にも対応できるのが特徴。また、アプリインストールが必須ではないため、スマートフォンが苦手な人でも利用しやすいという。

20年9月1日に改正薬機法が施行され、オンライン服薬指導や服薬期間中のフォローアップの義務化が始まった。新型コロナウイルス感染症の流行下でオンライン診療のニーズが広がる中、オンライン服薬指導やフォローアップについても、今後ニーズの拡大が予想される。

そうした中、ココカラファインは、地域の人々の健康増進を支援する「健康サポート薬局」づくりや、お薬手帳アプリの導入による待ち時間短縮など、患者様のニーズに合わせた取り組みを積極的に推進している。今回の「curonお薬サポート」の導入により、ココカラファインヘルスケア調剤取扱店舗全店のオンライン服薬指導への対応環境を整備し、患者様の利便性向上を図るとともに、今後さらに地域の人々の疾病予防・健康増進への貢献に取り組んでいく考えだ。人々の健康や便利な生活を支える企業として、新しい日常生活のスタンダードとお客のニーズに応えるため、今後もデジタルトランスフォーメーションを活用した取り組みを積極的に進めていく。