韓国発のドクターズコスメ「CNP Laboratory」が日本市場の開拓に本腰を入れる。2020年1月からアマゾンとアットコスメショッピングで販売を始め、8月中旬から楽天にも進出し、今後はバラエティショップ、ドラッグストアなどの一般流通への展開もスタートする。利便性の高いECと商品をリアル体験できる店舗のそれぞれの強みを生かし、10代後半から30代を軸に愛用者を増やす考えだ。「CNP Laboratory」は6月に日本の正規代理店である銀座ステファニー化粧品に授権証明書を発行した。生産力も強化し、日本への安定供給を行える体制が整ったという。

「CNP Laboratory」は成長著しい韓国コスメブランドの一つだ。創始者は、「CNP皮膚科」を営んでいる夫婦で、有名女子大の近隣にいたこともあり、二人とも、肌の状態に悩む若い世代から信頼が厚い著名な皮膚科医だ。2000年、セルフケアを求める顧客の声に応える形で「CNP Laboratory」を発売し、14年に韓国最大級の化粧品・日用品メーカーであるLG生活健康の傘下に入った。その時点の売上高は26億円だったが、19年には103億円に拡大。韓国、中国を軸にアジア市場で業績を高めている。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン