ユニ・チャームは3月18日、新たな新型コロナウイルスの感染拡大防止策を発表した。同社では、2月27日~3月19日まで「社内での執務を原則禁止し在宅勤務」としていたが、期間を延長し「会社より在宅勤務の解除指示があるまで」とし、明確な期限を撤廃した。

なお、異動に伴う引継ぎ等、業務上やむをえない場合は上司と相談の上、出社を認めており、同期間中の休日外出を極力自粛するよう要請している。対象者は、正社員・シニアエキスパート社員(定年再雇用社員)・契約社員・派遣社員で、生産部門・お客様相談センター・受注センター社員は適用外としている。

同社は、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、2月17日に「新型コロナウイルス感染症への対応ガイドライン」を策定し、導入しており、状況を見ながらその都度、新たな項目を追記し対応してきた。今回の在宅勤務の期間延長は、3月14日に行われた安倍晋三総理の記者会見を受けて決定した。