レブロンが年初から好調に推移している。年明け早々は新製品がなく、カラーステイのプロモーションからの開始となったが、着実に数字を積み上げ、以降順調な成長を続けている。アイとリップが大きく成長した昨年の流れを踏襲しつつ、今年はそこにフェイスを加え、より高い飛躍を目指す。

2019年前半に目覚ましかったのはアイカテゴリーの躍進だ。この数年、マスのメイクアップでは国産ブランドが、世情を反映した尖り過ぎないコンサバな製品で人気となるなか、逆にレブロンは外資系らしい色味や質感、パッケージの面白さで注目を集めてきた。フェイスやリップには強さを発揮してきたレブロンだが、アイについても一定の存在感を示しつつ、後半のリップへと引き継いだ。8月以降は、バラエティに富んだ製品を投入したリップカテゴリーの短期集中戦略で大きな成長を遂げた。

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