資生堂は11月1日に、浜松町に設けたショールーム「S/PRESS」で、大型タッチパネルで実際のビューティーコンサルタント(BC)からカウンセリングを受けているような体験ができる「ビューティー・クラウド・コンサルタント」を稼働する。

資生堂の美容に関わる社員の最高峰である資生堂ビューティートップスペシャリストをデジタルサイネージの画面に表示し、お客に合った商品や美容情報を案内。利便性と満足度を高め、資生堂との新たな接点となることを目指す。

同コンテンツは、「肌や唇の色から似合うカラーの提案」と「顔を解析し、バランスがとれるメイク提案」の二つのコースがあります。画面上のBCによる誘導にそって表示されている質問に対してタッチパネルで答えると、回答内容に応じて最もオススメのカラーやメイク方法などを提案。提案内容はQRコードを通じてお客自身のスマートフォンでも確認することができる。

実際にBCからカウンセリングを受けているようにするため、画面上のBCは等身大で表示し、目線が合うように調整。CGではなく生身の資生堂ビューティートップスペシャリストが出演することでおもてなしのしぐさや笑顔を織り交ぜて接客を行う。お客がいない時にはカウンター清掃等をしている映像が入り、実在感を増している。本当はその場にいないビューティーコンサルタントがすぐそばにいるように感じられることや、クラウド技術で実現されていることから「ビューティー・クラウド・コンサルタント」と名付けられた。

今後はコースや表示BCの数を拡充することで、お客の利便性や満足感をさらに高めて行く考えだ。