昨年は国内売上げ100億円の大台を突破したシュウ ウエムラ。世代交代に成功し、若年層に最先端のトレンドをリードするブランドとの認知が浸透、大きな成長へとつながった。売上げを牽引したのはメイクの伸長だ。この数年はリップに集中した戦略を展開、特に昨年8月に発売した渡辺直美とのコラボレーションリップの反響は大きく、前年比170%と大きな成長を遂げた。一方、ロングセラーのクレンジングオイルも堅調だ。総売上げの3割を占めつつ、新客もリップの次に獲得しており、安定した推移を見せている。

販売戦略面では、ターゲット層に適したメディアとしてインスタグラムやツイッターを中心に、デジタルバズを活用した施策に重点を置いている。同時に、美容ジャーナリストやプロのメイクアップアーティストへのPR活動も強化し、ブランドに対する理解を広げていった。結果、歴史がありながらも旬なブランドとの評価が拡散してきた。

長谷友紀子シュウウエムラ事業部長

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