アルビオンは6月6日、2018年度業績発表会を開催した。アルビオンの18年度業績は売上高686億4000万円(前年比100.6%)で、うち国内が2.7%減、海外が29.0%増であった。営業利益135億円1000万円(17年度:182億3000万円)、純利益93億9000万円(同:129億6000万円)。営業本部の実績は前年比96.5%、専門店を担当する営業部が98.2%、百貨店部が82.0%と大きく落ち込んだ。ブランド別ではアルビオン91.4%、イグニス105.9%、エレガンス123.9%で推移。

業態別では専門店1.6%増(ドレッサー48.5%増)、ロードサイド店0.4%増、ショッピングセンター店2.2%増、百貨店9.9%減となっている。取引店数では、アルビオンは専門店1351店(前年比42店減)、ドレッサー18店(7店増)、百貨店61店(2店減)となっており、専門店の取引高では、2億円以上が11店舗(横ばい)、1億円以上が90店(5店増)、6000万円以上が152店(3店増)、3000万円以上が259店(2店減)となっている。

他方、ライセンスブランドを取り扱う国際事業本部の実績は19.3%増。ブランド別ではアナ スイ19.3%減(国内3.6%減)、ポール&ジョー17.9増(国内14.3%増)、ラデュレ15.1%減(国内11.5%減)、海外アルビオン47.0%増という結果だった。

「アルビオングループ全体で前年を超えたのは、3月29日の金曜日というギリギリのタイミングで、大変、苦しい1年でした。というのも理由があります。売り上げの中身にこだわっていきたいということで、お客様のお一人お一人のご満足、喜びの積み重ねとは違う次元での売り上げづくりは、これはいつか壊れる売り上げだろうと。一昨年までの4年間で残念ながら、売り上げの内容に伴っていない売り上げが上がってしまったので、7月1日から、転売者の売り上げが上がらないように工夫をしました。敢えて転売の方々が買いにくい状況を作った結果、年間で転売の売り上げで23億6100万円のマイナスになりました。そうなるのは分かっていましたから、それをカバーするために国際事業本部に頑張ってもらい、なんとか前年をクリアすることができたというのが実情です」と小林章一社長は業績の中身について説明した。