ユニ・チャームは、両脇に特許技術を搭載して軽い力で破きやすくした大人用紙パンツ「ライフリー うす型軽快パンツ」、「同 長時間あんしんうす型パンツ」、「同 リハビリパンツ」の3品を5月下旬より発売する。

2018年の厚生労働省の発表によると、要支援・要介護認定を受けた人数は630万人を突破し、介護を必要とする人数は増えている。これは国民の20人に1人に相当し、介護者の負担が大きくなることも深刻な問題だ。また介護に関する最近の研究から、自立排泄のためには、同ブランドがこれまで集中してきた“はきやすさ”とともに、“脱ぎやすさ”までの一連の動作のスムーズさが必要であることがわかってきた。

これを背景に、同社は介助を要する動作「紙パンツから足を抜く工程」に着目。紙パンツの両脇に特許技術である「らくらくステッチ」を搭載することで、“軽い力で両脇が破きやすい”新商品を開発。従来品に比べ約半分の力で破くことができる設計となっている。また「しっかりフィット」ゾーンでフィットしズレやモレを低減、パッドすっぽりギャザー搭載でパット交換が簡単にできるようになっている。